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大学の講座で、飲酒運転防止「学」をやってみた。
- 2024.11.15
- 仕事
東海電子 代表 杉本と申します。
先日、九州産業大学を訪問しました。
「ソーシャルデザイン学科」の学生さんへむけて『飲酒運転防止学』なる講座で、世界の交通事故、日本の交通事故、飲酒運転事故を踏まえ、”飲酒運転できないクルマ アルコールインターロック搭載車両”のことを語らせてもらいました。
また、飲酒運転防止業界の重要なツールでもある、「呼気アルコール検査」を体感・体験してもらいました。
おそらく、授業や演習ので 学生さんが呼気アルコールを触るというのは日本初かもしれません。
こちらのブログでも詳しく伝えています。
メディアアート、広告ライティング、ウェブアート等、専攻の学生さんへ
どんな重要な統計や事実も、「伝え方」がイマイチだと、社会課題へのインパクトが弱くなるんです。
ソーシャルデザイン的に言えば、例えば上のような「統計・常識・事実」、これをどう解釈するか?。
たとえば、「飲酒運転は統計上減っているが、加害者や遺族人口等 ”当事者”は増えている」というFactを伝えるとして・・。
統計件数「1」には、関係当事者が多数いるわけです。
この程度の ビジネス的な「グラフ」ではまだ伝えきれません。
同じことでも伝え方次第。写真、イラスト、マンガ、ウェブデザイン、SNSの使い方等、社会課題やその解決方法を伝えるには、どんな表現が有効か?
もっと、ソーシャルに、デザインアプローチで 人の行動を変えるくらいインパクトのある表現をする必要があります。
アートで、デザインで、いかに事故防止活動が重要かを伝える人、それを職業にするひとがひとりでも増えることを願っています。
クリエイティブ系の学生さん、ぜひ、「呼気でいのちを救う」を 自分の表現で世界に訴えてみませんか?
「東海電子」というと、電子工学とか精密機器とか理系なのかな・・という印象があるかもしれません。しかし、重要なのは技術や製品をどう「伝える」か? がとても重要なのです。
どれだけ良い製品をつくっても、知られて・買って・使っていただかないと意味がありません。
以上、「事故防止 ウェブクリエイター・アートディレクター・ソーシャルデザイナー」。こんな職業で腕を試し、メシを食ってゆきたいという若い方、是非ご応募ください!